サービスと共に成長する頼もしい法務でありたい

栗原 将之 コーポレート 2017年 中途
経営管理部

自分の知識を活かして未知の分野で挑戦したい

ペパボに入社する前はどんなことをしていましたか?

もともと弁護士を志望しており、入社の年まで司法試験の受験勉強に専念していました。

弁護士を目指したきっかけは、ちょっとした法律問題について、当時学部生だった僕が頼られたことがあって。そのとき、法律の知識で誰かの力になれることにやりがいを感じたんです。ただ学生時代から10年以上勉強を続けていたので、そろそろ企業で働く道もいいかもしれないと思い、就職活動を始めました。

どんな経緯でペパボに入ることを決めたのですか?

就職活動の中で、たまたまペパボを知ったのですが、僕と同じように司法試験受験生だったけど現在は企業勤めをしている管理職の方がいらっしゃいました。その方が、法務として自分が今まで勉強してきた知識や経験を生かして、企業に貢献している姿を見て、こういうキャリアもおもしろそうだなと興味を持ったのがきっかけです。

ITに興味があったのですか?

実は、IT系の企業にこだわりがあったわけではないんです。むしろ自分にとっては未知の分野への挑戦。でも、知らないものに向き合うときって、ワクワクしませんか? 面接では業務内容について詳しく話を聞けたので、内定を頂いたとき、ちょっと食い気味に「なんでもやってみたいです!」と宣言しちゃいました(笑)

幅広い業務を通じて柔軟にキャリアを形成できる

実際の業務内容やペパボの印象はどうですか?

想像していた法律関連の業務だけではなく、サービス利用規約の作成や株主総会の運営まで、業務の幅がとても広いことに驚きました。業務の範囲が絞られていない分、やりたいこと次第でキャリア形成を柔軟に考えられることが、とても魅力的だと感じています。

一緒に働く仲間はついてどう感じていますか?

実際に入社してみても、みんな仲が良いと感じます。僕の場合は、入社してすぐにフットサル部に入部し、その直後に大会にも出場して。入社して数カ月も経たないうちに、他の事業部の人との繋がりができたので驚きました。(笑)

ペパボの好きなところはありますか?

今までいた環境はどちらかというと保守的で、問題に対して答えを考える時間のほうが多かったんですけど、ペパボはチャレンジに費やす時間が多くあります。僕は、このペパボの風土が大好きです。僕自身はさまざまな挑戦に対して、法律的観点でどうしたらよいか提案したりサポートしていく役割を担っているのですが、これまでの経験を糧に、新しい段階に引き上げられていくような感触もあり、非常に自分のスキルアップにつながっていると感じています。

サービスの前進のために頼られる法務になる

これから挑戦していきたいことは何ですか?

事業やサービスの面ではもちろん、社内プロジェクトにおいても、法務としてどんどんサポートしていきたいです。

法律にかかわるトラブルで、新しいサービスやプロジェクトのスピードが落ちることのないように、企画の段階から1人の仲間として積極的に関わることで、良いサービスを生み出せたらなと思います。

仕事のモチベーションは何ですか?

「人の役に立ちたい」という想いと、それができる立場にいることが、モチベーションに繋がっています。

事業部の方からの相談に自分の回答が役立つと嬉しいですし、より良い提案をするために手探りでも調べながらサービスのことを理解したり、新しい道筋を立ててみたり…。日々チャレンジしながら「ありがとう」と言われ続けるように、もっとがんばらなきゃいけないなと励みになっています。

想定外の課題に対して、どうやって乗り越えていますか?

もともとIT業界に詳しいわけではなかったのですが、今はIT業界について勉強するのが、おもしろくなってきました。例えば「Fintech」分野の法律はまだ整備されているとは言えない状況ですが、既存の法令から似た構成を導いて提案してみたり。知らない言葉を聞いて調べた先に、また新らしい言葉が出てくるので、日々学ぶことだらけなんですけど、楽しいです(笑)

ペパボのサービスが時代の先端を突っ走った結果、日本法におけるスタンダードを生み出したらカッコいいじゃないですか。どんどん先を進むということは、法務的には大変な部分もありますが、ペパボのサービスが進化して、世の中をおもしろくしていくための力になりたいですね。

ペパボに興味を持っている人へ

僕の場合、1つの案件・事業ではなく、さまざまなサービスや仲間と関わりながら仕事を進めることがやりがいにつながっています。
常に新たなことに挑戦する思考を持っている人、オープンマインドで多様な人たちと対等に接することができる人が、バックオフィスに求められることだと思いますね。